いよいよライブも終盤へ。2013年から2015年のメドレーは威勢よく花火が打ちあがり『Ray』
からスタート。『Dead or Alive』の後は、「ハイフン!ラストスパート盛り上がって行くぜ!」
(亀梨)、「まだまだ声出るだろ!」(上田)、「さあ、行くよ!」(中丸)と『BOUNCE GIRL』
に。
楽曲にあったポップな照明が印象的な『BOUNCE GIRL』の演出。KAT-TUNはそれぞれ小さなムービング
ステージに乗り込み、客席内を移動しながら。ヒートアップしていく場内に、「Everybody!」(上田)、
「ヘイ!」(客席)、「One more time!」(上田)と揃った掛け声が響き渡る場面も。
メドレーを締めくくるのは『4U』。中央ステージで熱唱するKAT-TUNは、その後、ステージを後に。する
と、スクリーンには3人の年代を追った写真が映され、今までの歩みが感じられる映像が。さらに『4U』
の歌詞がスクリーンに映し出されると、それに合わせて聞こえてくる客席からの大きな歌声。最後は
「Thanks!」から「10Ks!」へとKAT-TUNからのメッセージ。
温かい空気に包まれるなか、歴史を辿るメドレーを終え、いよいよ2016年の楽曲へ。メインステージ下から
力強く登場したKAT-TUNは、今年1発目のシングル曲『TRAGEDY』を。さらに炎と水が交差し、激しさと
冷静さが入り混じったような激しい演出で『UNLOCK』に。
ハードな演出で2曲立て続けに披露した後は一変、場内に柔らかな白いレーザー光が。メインステージ前方
には噴水が湧き起り、KAT-TUNを優しい空気が包み込むような雰囲気。メンバーは花道を通って中央ステージ
へ向かうと、本編ラストとなる『君のユメ ぼくのユメ』を歌い上げていきます。
しっかりと前を見据えた強い眼差しを見せながら、ありったけの想いを込めて歌うKAT-TUN。メインステージ
に戻ってくると、充実した表情で締めのメッセージが贈られます。
◆上田
いや~、めちゃくちゃ楽しかったです。KAT-TUNの10周年という記念に、こんなに楽しいライブができるとは。
本当に嬉しいです。ありがとうございます。KAT-TUNという船が動き始めてデビューしてから10年。いろんなこと
があったと思います。楽しいことだけじゃなくて、悲しい思いもさせてしまい、船が進んでいる最中でメンバーが
降りてしまったこともあります。そしてそれに続いて降りていってしまったファンの方もいたんじゃないかなと僕は
思っています。
それでも10周年という記念の日に、この東京ドームという場所で、これだけたくさんの方々がKAT-TUNを応援しに
来てくれているということを、俺たちKAT-TUN、とても嬉しく思っています。本当にありがとうございます。
このライブが終わった瞬間からKAT-TUNとしては充電期間に入りますが、個々それぞれ、何ができるかしっかりと
探して、成長するために戦い続けます。だから皆さんも一緒に戦ってください。他のメンバーがテレビに出たりして
頑張っている時は俺のファンも応援してください。その逆もしかりで。KAT-TUNというグループを愛しているからこそ
、一体となって一緒にこの充電期間を戦って行けたらなと思います。宜しくお願いします。
先日、TBSの「櫻井.有吉THE夜会」という番組でファンの方々がライブ終わりに涙を流しながらついていくとおっしゃって
くれている場面が放送されました。もちろん、すごく嬉しかったのですが、出来ればファンの方々には笑っていて欲しいです。
そのためにも自分たちがしっかりと成長し、もっともっと人を魅了できるように、たくさんの人を笑顔にできるようになって、
必ず戻ってきたいと思います。だから皆さん、これからも応援よろしくお願いします。また大きくなって戻ってきた時に、
たくさん笑いましょう。今日はありがとうございました。
◆中丸
この10年、こうやって突っ走ってきてこられたのも、10年目にしてもこうやって大きな会場でライブができるということも、
皆さんの支えがなければ成立しないことなので、改めて長い間支えてくれて本当に感謝しています。ありがとうございます。
グループ活動充電前ラストということで、これが終わるとメンバーとも会う機会がちょっとなくなっちゃって、皆さんと会う機会
もたぶん減るでしょう。充電期間というのを話し合いで決定した時、どこか納得できない部分が僕の心の中であったんですね。でも、
これまで想像を超えるような出来事が3回があったから。そのジャッジはベストとは言えないですけど、でも後ろ向きなものではない
のだなと、時間が経つにつれて整理がつきました。
当分の間、皆さんとちょっと会えないので、ひとつだけ心配しているのが、これまで僕たちの作り上げてきたコミュニティーが
薄れるんじゃないかということ。音楽番組にも出られなくなるし。音楽活動はテレビとラジオとかのツールを使って皆さんにやります
と伝えることができるんですけど、個人の仕事ってあまり皆さんに伝える手段が少ない気がするんです。
これからは個人の仕事がもちろん増えるわけで、グループ活動が再開するまでに個々の仕事で発信するものを皆さんには出来るだけ多く
受け取ってもらいたいなと思っています。コミュニティーを薄くしたくないので。だから、Johnny's webとか、会報とか、こまめに
チェックしていただけたらすごく嬉しいです。
その(充電期間)後、力をつけた我々が集まって何か面白いものが生まれると思っているので、皆さん、その時に集まって楽しく
盛り上がりましょう。今日はありがとうございました。
◆亀梨
この10周年を迎える前にまたメンバーが1人抜け、6人から5人へ、5人から4人へ、そして4人から3人へ、その都度都度、
皆さんの前に立って、自分たちの思うことを、皆さんに掲げることを、お話させてもらいましたが、何度もそれを僕たちは叶える
ことができず、KAT-TUNというグループの一員として、情けなく、悔しく、皆さんに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
僕ら自身もその都度その都度、いろんな壁にぶつかりながらやってきました。僕自身も自分が踏ん張らなくてはいけない時に、
KAT-TUNを好きな自分でいなきゃいけない、KAT-TUNを好きでいたい、自分はKAT-TUNの亀梨和也なんだ、KAT-TUNの亀梨和也
でいたい、そう思えたのは、これまで数々のお仕事をさせて頂いた方たちと、ここにいる、そして今日ここに来られなかった人たち
も含めて、共に歩んでくれたみんなでした。本当に感謝しています。ありがとうございます。
明日からそれぞれがそれぞれの場所でしっかりと力をつけていかなければなりません。僕自身も自分の場所で自分のやり方でまた
新しい亀梨和也というものを模索しながら力強く進んでいけたらいいなと思っています。そして、そこで得た経験や、見た景色、
思いというものをしっかりと大切に積み重ねて、またこの船に持ち帰ってくることができたら。
最後に僕たちというのはK、亀梨和也、A、赤西仁、T、田口淳之介、T、田中聖、U、上田竜也、N、中丸雄一、この6人で結成
されたグループです。この6人が集まらなければKAT-TUNというグループは、もしかしたらなかったかもしれないし、僕自身も
KAT-TUNのメンバーとして今、皆さんとこうして出会うことがなかったかもしれません。なので、ここにいる2人はもちろん、
いろいろありましたけど、抜けてる3人にもしっかり、この歩みを感謝したいと思います。ありがとう。
ここから先は誰も本当に経験したことのない未知の部分に進んで行くわけで、時に皆さんを不安にさせてしまうことや、僕たち
自身が不安になることもきっとあると思います。でも、これがKAT-TUNを守るために必要な時間だったと絶対に思えるように、
僕たちは未来を作り続けていきたいと思います。
とにかく油断して休んでいる暇ないので、もっともっとしっかりと力強く繋がって、しっかりとついて来てください。そして
それぞれがたくさんの力をつけた時に心からKAT-TUNを守れたと思うし、KAT-TUNの亀梨和也として胸を張ってまたここに
立ちたいと思います。それまで皆さん、宜しくお願いします。今日はありがとうございました。
亀梨が挨拶を終えると、涙を浮かべ上田の方を向いた中丸が、手を広げて上田の方へ向かい思いっきりハグを。振り返って2人
の様子を目にした亀梨も近寄っていき、上田と中丸にかぶさるようにしてハグ。3人で絆を確かめ合うようにハグし合うと、意を
決してエンディングへ。
亀梨が中丸の手を取り、上田が中丸の背中を押して、3人で一緒にステージ上の階段を上って立ち位置へ。最後は3人が別々の位置に
向かわなくてはいけず、名残惜しそうなKAT-TUN。中丸の頭をポンポンと叩き、しょうがないなとばかりに笑顔を見せる亀梨の姿も。
やっとの思いで、最後の立ち位置に付くと「今日は皆さん、本当にありがとうございました」(亀梨)と挨拶を。涙が溢れてしまう
中丸に、涙目ながらも優しい笑顔を見せる上田、この光景を心に刻むように力強い眼差しで前を見据える亀梨。これからの道に一歩
踏み出していくかのように、3人がそれぞれの扉から力強く1人でステージを後に。
スクリーンには、ブルー、ピンク、紫色をした球体が宙を飛んでいく映像が。最後には3つが重なって「KAT-TUN」の文字に。個々
で力をつけて帰ってくるという想いが感じられるような一幕。その後、エンドロールでリハーサルの映像が流れると、「special
thanks to」の言葉に続き「-(ハイフン)」の文字が。
そして「-(ハイフン)」が重なり「KAT-TUN」が完成して映像は終了に。いつも応援してくれるファンの方がいるからこその
KAT-TUNだというメンバーの熱い想いが伝わってくるようなメッセージで本編の幕は下ろされるのでした。
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以上內容請勿轉載~謝謝!
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